ここ数年のサウナブームにより、「サウナー」人口が増えてきたことで、自宅にサウナを持つ人も増えているといいます。しかし、サウナをつくるなら避けて通れないのが「消防法」という建築の法律です。しっかり内容を確認する必要があります。2022年には消防法改正が行われたので、最新の情報をチェックしておきましょう!最後は、サウナづくりを相談できる専門業者もご紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。目次消防法とサウナ引用元:photoAC消防法とは、1948年に火災を予防・警戒・鎮圧し、人々や建物を火災から保護したり、火災や地震等の災害による被害を軽減したり、傷病者の搬送を適切に行ったりするために定められた法律です。主な措置は以下の通りです。(1)消防機関による立入検査、措置命令等(2)住宅用火災警報器の設置・維持(3)一定の建物における防火管理者の選任、消防計画の作成・届出、訓練の実施等(4)一定の建物についての消火設備、警報設備、避難設備等の設置・維持(5)一定の防炎品の検定等である。また、消火活動のために消防機関が即時に強制できる権限(緊急通行、土地や水利の使用、立入制限等)参照:不動産流通研究所「R.E.words」サウナ室を温める設備(サウナストーブ)の熱源には、電気やガス、薪を燃やす、遠赤外線型、ストーンなど様々な種類があります。この熱源を原因とした火災発生を防ぐために、消防法に沿ったサウナ施設をつくっているかどうかの確認が必要になります。2022年の改正で変更された点は?引用元:photoAC1.「2方向避難」について2方向避難とは、火災などが発生した場合、1つの避難路がふさがれても、別の避難路を確保できるようにすることです。サウナは建築基準法で「特殊建築物」に分類されるため、2方向避難の確保が義務付けられています。しかし、2022年の消防法改正では、一定の条件を満たしていればその義務が緩和されることになりました。2.サウナ室・前室についてサウナの床面積に関する改正改正前は床面積30㎡以下の上限でしたが、改正後は床面積100㎡以下(ただし、30㎡を超える場合、出入口を2以上設ける)になりました。これにより、床面積の上限が拡大されたことで、従来の約3倍の広さのサウナ室を作れるようになりました。サウナ室と前室の出入り口に関する改正改正前は、対流型サウナ室と前室(一般的に脱衣所や休憩スペースにあたる)の出入り口は、洗い場に面することが義務付けられていました。一方、改正後は一定の条件を満たせば、洗い場以外の場所や屋外にも出入り口をつくることができるようになりました。これによって、レイアウトの幅が広がりました。3.サウナ設備の離隔距離について改正前はサウナ設備(ストーブ等)の種類によって遠隔距離が決められていましたが、改正後は「電気サウナバス適合品」であれば、製品ごとに定められた設計寸法で設置できるようになりました。メーカーや施工会社と確認する必要がありますが、こちらもサウナ室内のレイアウトに幅が生まれたといえるでしょう。4.放射型ガスサウナ室の燃焼制御室の構造について改正前は、燃焼制御室は、特定不燃材料で造った壁、柱、床及び天井(天井のない場合は、はり及び屋根)で区画され、窓や出入口等に防火戸が設けられていることが義務付けられていました。一方、改正後は、燃焼制御室に一定の遠隔距離を確保すれば、特定不燃材料の種類が緩和されることになりました。一定の遠隔距離とは「条例第3条第1項第1号」に定められている離隔距離を要しない構造であること、または、同号の離隔距離が準用されている場合が条件とされています。5.サウナ室内のテレビ窓について改正前は、サウナ室にテレビを設ける場合、常時閉鎖式の網入りガラス(施錠することができるもの)を使用し、開口面積は0.7㎡以下のものを1か所に設置するという条件がありました。しかし、改正後は開口面積の制限がなくなったため、大型テレビの設置が可能になりました。サウナづくりを相談できるおすすめの専門業者引用元:株式会社SHUKEN Re公式HPここまで、消防法について、特に2022年に改正されたポイントについて見てきました。全体的に緩和的な内容となっており、これからサウナを検討する人には、追い風となるお話だったのではないでしょうか。しかし、他にも様々な建築法規制や基準があるため、専門業者に相談しながら進めるのが望ましいでしょう。次に、おすすめの専門業者を紹介するのでぜひ問い合わせてみてください。totonou Japan株式会社引用元:totonou Japan株式会社公式HP北欧やエストニアのように、富裕層だけでなく「もっと誰もが身近に、気軽にホームサウナを楽しめる文化を日本にも広めたい」というミッションのもと、家庭用サウナから業務用サウナまで幅広いラインナップを広げています。会社名totonou Japan株式会社所在地〒150-8510東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ33F電話番号050-1807-3130設立2021年2月22日対応可能エリア日本全国URLhttps://totonou.co/株式会社フェザーホーム引用元:株式会社フェザーホーム公式HPフェザーホームは、北海道札幌市を拠点とし、雪深い北海道の暮らしを「デザイン×遊びゴコロ×性能」を兼ね備えた住宅で心地良い暮らしに変えることをミッションとしている会社です。運営施設にサウナを導入している実績もあるため、些細な不安や質問まで、なんでも相談できそうです。こちらの記事でもフェザーホームを特集しています。ぜひ参考にしてください。フェザーホームの口コミ・評判は?坪単価や施工の特徴まで紹介会社名株式会社フェザーホーム本社所在地〒064-0801札幌市中央区南1条西27丁目1番29号S127ビル電話番号011-214-9965設立2021年2月対応可能エリア北海道札幌市 石狩市 江別市 北広島市 恵庭市 千歳市 小樽市公式サイトURLhttps://www.featherhome.co.jp/フェザーホームのサウナ付き住宅をおすすめする理由サウナ付き住宅を建てるのであれば、断然フェザーホームをおすすめします。その理由は以下の5つのポイントから。サウナの本場フィンランドさながらの自宅サウナを実現できる世界No.1シェアのサウナメーカー「ハルビン」の正規販売店でさまざまなサウナが選べる1人から8人用まで、プライベート空間でリラックスできるサウナが用意されているサウナの種類、ヒーター、照明、デザインなどカスタマイズが可能サウナ付き住宅の施工実績があり、遊びゴコロのあるデザインが期待できるフェザーホームは、フィンランド式の低温多湿なサウナを自宅で実現できる住宅メーカーです。世界的なサウナメーカー「ハルビン」の正規販売店でもあり、ラグジュアリーモデルをはじめ、さまざまなサウナを選ぶことができます。1人から8人用までの小規模サウナを用意。プライベート空間でリラックスしながらサウナを楽しめます。サウナの種類やヒーター、照明、内装デザインなどカスタマイズも可能。サウナ付き住宅の施工実績があり、遊びゴコロのあるデザインが期待できる点も魅力です。サウナ好きで、自宅にフィンランド式のプライベートサウナを設けたい人には、フェザーホームがおすすめの住宅会社といえます。より詳しくフェザーホームのサウナを知りたい方は、公式HPをチェックしてください!フェザーホームのプライベートサウナの情報は公式HPをクリック!株式会社SHUKEN Re引用元:株式会社SHUKEN Re公式HP1998年創業の株式会社秀建を母体とし、住宅のリノベーションに特化して、高いデザイン力と安心の施工力を提供している会社です。リノベーションでつくるプライベートホームサウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」を開発。設置スペース・ととのい動線なども含めてトータルコーディネートしてくれます。会社名株式会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)本社所在地〒279-0003千葉県浦安市海楽2-5-35電話番号047-304-5827設立2018年06月21日対応可能エリア東京都、神奈川県、千葉県公式サイトURLhttps://shuken-renovation.jp/まとめ 引用元:photoACいかがでしたか?法律のことは難しくて心が折れてしまいそうになりますが、専門業者を味方につければ心配はいりません。素晴らしいサウナ文化を日本に広め、幸せなサウナーを増やすべく、ぜひ理想のサウナ施設をつくりあげてください!今回の記事が参考になれば幸いです。当メディアでは、次のような記事も読まれているので、ぜひ参考にしてください!ロウリュウに期待できる効果とは?アウフグースとの違いや注意点サウナで期待できる美肌効果とは?利用のポイントや注意点も解説