フィンランドといえば、何を思い浮かべますか…?サンタクロースやムーミンの故郷、最先端の教育、北欧インテリアといったイメージを持たれている方が多いかもしれませんね。実は、フィンランドの意外と知られていない特徴のひとつが、「サウナ発祥の地」であるということ。フィンランドは北極圏の非常に寒い地域のため、身体の芯から温まるサウナ文化が発達してきたのもうなずけます。公共施設だけでなく、自宅にまでホームサウナがあるのが一般的なのだとか。この記事では、そんなフィンランドの住宅の特徴と、日本にいながらフィンランドの家のような住宅を建てたい人におすすめの住宅会社をご紹介します!フィンランドの住宅の特徴引用元:photoACその1.木造建築が主流フィンランドに行くと、石畳に建てられた木造建築が並ぶ、美しい街並みを至る所で見ることができます。フィンランドは、先進国の中で森林率73.7%で世界一位を誇るほど、豊かな森林に恵まれた国です。木材・林業が国の主要産業であり、私有地の木であっても樹齢70年以下は伐採を禁じるといった法令があるなど、森林保護にも力を入れています。そのため、昔から自然と木造建築が発展してきたということもありますが、寒い地域のため凍結に強い木材が理にかなっているというのも、木造建築が多い理由のひとつのようです。その2.北欧インテリアがお洒落マリメッコを代表とするモチーフに見られるように、大胆かつカラフルにもかかわらず、モダンで洗練された北欧デザインは、日本でも人気のインテリアデザインのひとつです。氷点下を下回るほど寒い冬が長いフィンランドでは、その時期のほとんどを家の中で過ごします。快適で落ち着く空間をつくるために、ナチュラルで温かみのあるインテリアデザインや、使いやすい家具への意識が、自然と高まっていったのかもしれません。北欧の住宅には、そんなデザイン性と実用性を兼ね備えた空間づくりのヒントがたくさん隠れています。その3.防寒対策が充実フィンランドは、地域にもよりますが、冬になると平均気温がマイナス10度前後となる、極寒地域です。そんなフィンランドの住宅には、暖かく快適に過ごせるための防寒・保温対策がたくさん施されています。壁や床に使う断熱材やそれらを組む工法は、世界有数のクオリティです。また、目に見える工夫としては、以下のような特徴があります。二重扉と大きな三重窓玄関は二重扉で、外の寒気がいっきに室内に流れ込んでこないよう、1枚ずつ開閉できるようになっています。窓は三重ガラスになっており、扉同様、1枚ずつ開閉できます。3枚のうち2枚が空気層をつくり断熱材の役割を果たしてくれるため、結露も防げます。窓が大きめなのは、日照時間が非常に少ないフィンランドの冬に、貴重な日光を少しでも多く家の中に取り込むためなのだとか。セントラルヒーティングシステムセントラルヒーティングは、建物の1ヶ所で温水や温風を発生させることで熱源をつくり、循環パイプを通して各部屋、家全体に行き渡らせる仕組みのことです。フィンランドでは、立派なインフラのひとつであり、冬になると市の発熱施設から各家庭に熱が送られてきます。日本でも、北海道など寒い地域では一般的に使われている暖房方法のようです。ホームサウナフィンランドでは、戸建ての家にはサウナが設置されているところがほとんどです。もちろん公共サウナも多くありますが、寒すぎて家から出たくないときでも、好きな時間に自由に入れるホームサウナを設置することは、当然の流れかもしれません。日本人が湯船に浸かって温まり、心身をリラックスさせるのと同じように、フィンランド人にとって、サウナは日常に欠かせない大事な習慣なのです。フィンランド風の家を検討している人におすすめの住宅会社3社 引用元:株式会社 ホンカ・ジャパン公式HPここまで、フィンランドの家の特徴を見てきました。次は、日本にいながらフィンランド風の家づくりを検討している人におすすめの住宅会社を3社ご紹介します!1.株式会社 ホンカ・ジャパン会社名株式会社 ホンカ・ジャパン本社所在地東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー 8F支社などその他拠点全国規模電話番号各エリアの支社に問い合わせ可能設立1991年対応可能エリア全国規模(詳細は下記リンクより)https://www.honka.co.jp/network/公式サイトURLhttps://www.honka.co.jp/株式会社ホンカ・ジャパンはフィンランドの本社であるホンカラケンネ社の100%出資の日本支社です。世界最大のログハウスメーカーとして知られています。「木の香り」や「木の温もり」などの樹木の持つ特徴を残して、北欧デザインのスタイリッシュな家を建てることができます。【ホンカ・ジャパン 公式HPはこちら】2.株式会社フェザーホーム会社名株式会社フェザーホーム所在地札幌市中央区南1条西27丁目1番29号 S127ビル電話番号011-214-9965設立2021年対応可能エリア北海道全域公式サイトURLhttps://www.featherhome.co.jp/フェザーホームは、北海道札幌市を拠点とし、雪深い北海道の暮らしを「デザイン×遊びゴコロ×性能」を兼ね備えた住宅で心地良い暮らしに変えることをミッションとしている会社です。日本では珍しいホームサウナですが、新築のサウナ付き住宅やリフォームを手掛けた実績も多く持つので、些細な不安や質問まで、なんでも相談できそうです。【フェザーホーム 公式HPはこちら】3.株式会社ビックボックス会社名株式会社ビックボックス本社所在地栃木県宇都宮市簗瀬町2357電話番号0120-117-698設立1986年対応可能エリア全国規模(離党含む)公式サイトURLhttps://www.japansauna.co.jp/株式会社ビックボックスは栃木県宇都宮市を拠点とするログハウスメーカーです。北欧ログハウスの販売・施工実績が多数あり、北欧の素材や技術、デザインを組み合わせたこだわりの住宅を手がけています。【ビックボックス 公式HPはこちら】まとめ引用元:photoACいかがでしたか?フィンランドの家の特徴や、フィンランド風の家づくりやホームサウナの設置を相談できる住宅会社を紹介させていただきました。お洒落で住み心地がよく、サウナで健康も促進できる、フィンランド風の家づくり。憧れから現実への一歩に向けて、今回の記事が参考になれば幸いです。